中学まではよかったのに、高校でつまずく、ということにも、どれだけ繰り返したか、が関係します。

中学では、①塾での予習、②塾での宿題、③授業での説明、④授業中の演習、⑤学校の宿題、⑥塾での確認テスト、⑦学校のワーク、⑧定期テスト時の学習、⑨季節講習での塾での復習、⑩学校の休み時期の宿題、⑪中3の夏期講習などを中心に塾での復習、という段階を経て入試の追い込み時期へと入り、過去問を解いたりしていきます。さらに定期テストのやり直しを徹底していたり、塾によっては何度も何度も反復演習したり、教材も基本事項が何度も出てくる構成になっていたり、学年末テストや3月や中3時にそれまでの復習を学校がしてくれたり、と何度も懇切に繰り返してくれます。

高校は、そもそも範囲が増え、内容も高度になり、また、多くの普通科高校では大学入試を意識した、深い内容になっています。

そのため、①授業の予習(わからないので手がつかない)、②授業での説明(基本事項の解説はあまりなされないことが多く、大半の子はよくわかっていない)、③高校の宿題(わからないから見せてもらう、写す子が多くなります)、④学校の定期テスト(何とか40~60点で乗り切る)、⑤学校の課題

これを何とかしようにも、一般的に中学よりも早く起き、授業も8時には始まり、4時過ぎまであるわけで、また学校行事や部活動も中学より忙しいものです。たまっていく「わからない」「できない」ところを前に、それを解消する術がどんどんなくなっていく、負の連鎖が起き、しまいには、「高校はやっぱり大変、自分には勉強は向かない」「自分には大学入試は無理」、そこまでいかなくても「数学は捨てよう」「英語の才能は俺にはない」と「自分はできない」というごまかしに走ります(偉そうに書いている私も数学をほったらかしていたせいで大学入試に失敗しています)。

ましてや中学の学力や科目内容に穴が大いにある場合には、ついていけるわけがないことが高校の場合には明らかです。

話が横道にそれました。