現代文で、「どこまで本文読んでから設問を解きますか?」(もしくは「本文より先に設問ですか?」)とよく聞かれます。指導者によって千差万別なんですよね。

同じようにセンター国語全体についてもどういう順番で解けばいいのか、よく聞かれます。

私個人としては、180ごえを死守したい方以外は、

[評論25分→小説15分→漢文20分→残った時間で古文]をオススメするようにしています。

古文が鬼門だからです。「古典は勉強すればできるんだから」「漢文は平均点が高いから(なぜか)古典(漢文でなく古文というケースが多い)から」という理由で、古文もしくは漢文から解くように、とおっしゃる先生方が多いような気がしますが、先生ご自身が古典専門であるケースが多いからかなあ、と、どうしてもここは合点がいきません。

古文は4割が単語と文法なのに、平均点は17~25点くらいのところです。ということは、仮に単語と文法で12点くらいとっていると計算すれば、ほぼ内容に関しては「えい、えんぴつ転がして解こう!」と同じことになっているのですよ。

また、漢文も一昔前は簡単でしたが、最近はそうでもありません。

評論は、題材選びでケチつけられます(2013年とか)し、小説は、設問が悪いと酷評をうけますし(2001年とか)、あまり変な内容のものやいわゆる「過激」なものは出せないし、、、。そうです、古文漢文を難しくする方が簡単なんです。一時期古文の軍記物を多用し量で迫ったこともありましたがこれもどうかと、また和歌も食傷気味ですし、そうなると、古文漢文で注の量を減らし、読み取りを難しくすればいいのですよね(あまり古文漢文でもねちっこい(まぎらわしい)出題をすると抗議を受けるのであくまで設問が難しいというよりは内容が読み取りにくいものを)。→その結果内容読み取りが恐ろしく難しいことに、、、、。

ですから、古文が取れればそれに越したことはないし、そうしたいでしょうが、試験効率というのは、点を取りやすいものから取る!というものです。

実際、2013年、2014年を乗り切って8割以上を取った生徒さんの多くは、古文をその場の判断であとに回した生徒さんたちでした。

平均点の高い現代文でしっかり得点して、古文よりは内容が平易な漢文に取り組み、最悪時間足りなければ古文は単語と文法のみやって最低20点は確保し、時間あれば残った時間で目一杯取り組む、これがオススメです。