入試研究会、今日のテーマは作文と作文指導、題材は福岡県県立高校入試5年分です。

実際にありがちな生徒の間違い作文を考え作ってもらい、点数までつけて、その子をどうアドバイスするのか、を話し合います。単元学習や勉強の進め方、やる気はショウイン式でバッチリですが、どうしても作文や記述問題だけはアナログというか、人が指導する要素が強いですよね。

さて、ノウハウや入試のポイントについて、ここで全て伝えることはとても無理です。

あえて一言で言えば、福岡県入試の作文は、まるで面接というか、人の話をきちんと聞いて指示通りに動けますか?と聞いているかのようですね。思い込みや早合点をして書いてはろくな点数もらえないように見事に出来ていますよね。(もちろん採点基準は、高校によって違うのでその点も踏まえて指導が必要ですが)極論すれば、ご家庭でのコミュニケーション(何聞いても「別に」の中高生さん、S尻さんですか?何聞いても「腹減った」の小中学生男子、お父さんと一切口を利かない、そもそも存在が視界に入っていない娘さん、、、)の改善ですよ!てことになり、それでは身も蓋もないので、

作文を作るにあたって、

①問われていることに対する答えを各段落ごとに簡単にメモ書きにして、さらに〇○○してから書く

②なぜ、その条件を出題者がつけたのか、考えること。

例えば、「なぜ話し合いは、社会生活上、重要か」とあるのに、

「話し合いをすれば、意見がわかり、どう行動するか目標がわかるからです。」というのでは点数にならないです(書き方もあいまいですので0点でしょう)。

「話し合いをすれば、相手の意見がわかり、みんながどう行動するか、方針が明確になりみんなで一致団結できるからです。」これは減点です。話し合いが社会生活上重要な理由でなく、話し合いそのものの説明であり、効果というか必要な理由になっていて、一種のトートロジー(同じことを繰り返している)です。しかも、その前の部分で話し合いで気をつけることと理由を言わせているので、必然、その内容とかぶってしまい、「社会生活上」と突然に視点をかえさせた指示に応えたことになりません。(この点、F高校の受験生達でも例年と違う出題でもあり、出来なかった子が多かったでしょうねえ)

色々な考えを持つ人たちがお互いに不満なく暮らしていくためには、スムーズにしっかりと話し合いを進めて、多様な意見がきちんと反映されたと納得できる必要があるからです。」

というように書かねば点数になりません。

「うちの子にそんな難しいことができるわけないわ!」

いえいえ、とっておきの簡単な方法を知っていたかどうかで、この作文の点数は4点の違いを産みますよ~。

要は、高校側というか、判定者側の事情をくめばいいのであり、秘策があるのですが(わかる方は上記の記述から見抜かれてしまいますが)、ここからは指導を受けにきてくださいね

他にもありますが、受験テクニック的なお話になりますので、それは実際の教室で聞いてください。

もちろん、作文上達の一番の秘訣は「書くこと、見てもらうこと」ですので、まずは書きやすいものから練習していきましょうね!「100マス作文」から始めると効果大です。

高校小論文編、小学生作文編もお伝えしたいです。ではまた~。