福岡松陰塾箱崎校代表NONAKAのブログ

勉強する意味って何?とよく問われますが、

小中学校の内容がしっかりしていることで「人生が豊かになる」し「高校での学習でつまづかない」「集中力がつく」し、そして高校の内容がある程度わかっていることで「専門的な分野で困らない」「趣味が広がる」ということだと答えることが多いです。

先日も大学受験生と話していて、「マザーテレサの何がすごいか」という話になって、

その子は、「小学校のとき子供向けの伝記で読んだ。インドで見返りもないのに人を助けた、偉い人」という認識でした。

でも、中1で習った「カースト制→カーストでは身分が低くインドの人たちが文字通り虫けら扱いする人々を助けた」「イスラム教とキリスト教とヒンドゥー教→そもそもインドの非キリスト居住区にいること自体が本当に命がけ」「イエズス会とカトリック宣教師、なのに垣根を越えて助けて、ヒンドゥ教徒にはガンジスの水を飲ませイスラム教徒にはコーランをよみきかせた」「キリスト教の歴史と十字軍→カトリックの歴史からすればテレサさんの博愛精神はすばらしい、だから(宗教の垣根を取り払ったという点でも)ノーベル平和賞なんだよ!」をからめて話したら、

すごい!!そんな偉人だとは思わなかった!!勉強が足りなかった!!と後悔していました。(浪人生と接していると中学の社会をちゃんとやっておけばよかったと後悔する子が毎年少なからずいます)

そして、いろいろなことをネットでちょろっと調べて分かった気になっていた自分が恐ろしいとも言っていました。きちんとした知識を得るには本は避けて通れないんだなあ、と反省して、その日から予備校にある新聞を読んでは、わからない漢字や語句を調べ、また疑問の残るところをしつこく聞いてくるようになりました。

ここにさらに世界史の知識や倫理の話が入ってくるともっと面白いのですけどね。