漢文は、最近入試での比重も下がりつつあり、また、英語教育の要請もあり、古文ならまだしも漢文まで手が回らない、て感じになりつつあります。

しかし、中国語は時制はともかく、英語と文法構造が同じ言語です!

その中国語について、返り点さえつければ読めるように昔の人は訓点という発明をしてジャンジャン読みこなしてきました。だから、江戸時代の寺子屋教育は、漢文の素読を通して当時世界最高水準の教育でしたし、明治維新以降、漢文で培った外国語(特に英語系は文法が一緒なので)長文読解法を活かして英語の文書をどしどし吸収できたわけです。

ですから、

① 英語の文法を応用すれば漢文は簡単にできる(置き字の「於」に「より」の意味がある、て、byで覚えれば簡単でしょうし、苦手な人が多い如何と何如だって、かたやlike what S Vですから、何のようにSVするかでどのようにするか?で方法、かたやwhat~like=howの高校生なら必須の知識を使えば簡単にhow=どのようであるか(様態)どれほどか(程度)と覚えれば楽勝です、ちょっと中学生には難しいですね、すいません)

② 漢文をやれば英語の文法になじむことができる 漢文と同じようにS→O→(C)→M→Vと訳せばいいわけですから、簡単ですし、文章レベルでも論理構造はよく似ていますよね。異文化理解の下地にもなる。また、漢字も覚えられます。

③初等・中等教育において実は漢文を重視しなくなったのは、漢文が「歴史的仮名遣い」「古典文法」で書かれているからです(戦後に仮名遣いを改めました)。→だったら例えば漢文の再読文字「未」の「いまだ~せず」なんかやめてそのまま「まだ~していない」だよ、未遂の未だよねえーて教えた方がいいと思います。なぜ中間に古典文法をはさむのか、漢文専門家でない私には全くもってわかりません(高校生にはそれでいいし、もちろん高校生には古典文法で教えますが)。

ですから、小3から英語必須化には断然賛成なのですが、あわせて小2からの漢文必須化も提案したいところです。こうすれば、英語オア日本語という出口の見えない議論ではなく、中国語、、、、、英語⇔漢文⇔日本語という議論になり、突破口が見えると思いますしね。

しかも、日本人全員が白氏文集を諳んじ、かつ漢詩を嗜み、しかも日本伝統文化も身に付け、さらにクールジャパンで世界に発信して、おまけに英語も中国・韓国に負けないとなれば、そうとう海外での日本の地位もあがると思いますけどね。かの国の国民に漢詩を説明すると、ほとんどの方が舌を巻いてびっくりするくらい、かの国でも古典ばなれが進行していますからね、実は。

どうでしょうか?小5から少し登場するだけですからね、漢文は。英語を前倒しするなら、漢文も!