福岡松陰塾箱崎校代表NONAKAのブログ

TOEICなど指導していて、一番伸び悩むのは、リスニングかと思いきや、やはり最後まで文法・語法と長文だったりします。

昨日までの発音の問題ともかぶりますが、昔は、しこたま高校入試でも大学入試でも発音問題が出ていましたし、模試でも多ければ2割くらいの配点のこともよくありました。

しかし、リスニングテスト導入に伴って発音問題は減少、電子辞書の普及と向上で発音記号は過去の遺物に近い存在に、入試でも発音・アクセントの比重は下がっています。リスニング力そのものは上がりました。しかし、肝心のリーディング・ライティングがおろそかになり、結果、期待していたスピーキング力がついていません。

私は、リスニングテスト導入やいわゆるCD教材で聞き流すことが増えたことにより、一部の生徒は「口に出して読むことが増えた」ものの、多くの生徒さんは「聞き流して終了。自分の口ではとても読めない。」になってしまい、発音の法則性や発音の仕方を系統だてて学ぶより、一時期の「英文法用語を使わなければ英語ができるようになる」式に、聞いてリピートしていればいいんだ、という流れができつつあることが、英語力が期待したほど伸びていない原因かなあ?と思います。

しかも、幼児教育全盛の昨今、一語一語の発音は、幼児期や小学生時に自然にきちんと身に着けた人が多く、ついつい、「ああ、昔より読むのが上手になっているじゃないか?」と思ってしまいます。

発音を苦労して意識して自律的に伸ばすことが、かなり重要ではないか、と思います。(事実、関東圏を中心に、国私立中学には中1の半年間は音声にこだわって、そこしかやらない、とか、英語の演説の暗誦を重視する、というような学校が多く、そうした学校の出身者は確かに英語に苦労していません。)