1は、部活において、きちんと物事を上達させるプロセスが身についているか、ということです。

基本をしっかり反復し、スラスラできるようにする。間違いから学び、同じミスをしないようにするにはどうするか、考えて実行する。

2は、自信というか、はじめは難しいことだって、練習するればできる!という信念ですね。

実は、先日の医学部に進学したお子さんの話にヒントがありまして、お母さん・お父さんは中高生ともなると勉強が心配なものですが、その時になって「勉強を投げ出すな!必ずできるさ!」と言っても効果は薄いのです。子供さんの反発を買うだけです。岩下 修先生の名言に「AさせたいならBと言え!」というものがありまして、部活動の投げ出さない話を通して、実は勉強のことを気づかせるようにすると、効果絶大です。(実は、そのご家庭は両親とも勤務医ですので、なんとしても医学部国立の志を貫徹してほしかったのです。勉強で言うとプレッシャーをかけるので、部活動で言うチャンスが来たときに言う、という高等テクニックですね。)

3は、本番で強いわけで、特に想定外のこと(あとからしたらちょっと傾向が変わったとか、ささいなことなんですが)が起きた時も平然としていられるタイプが多いようです。

逆に、部活をやめてからも伸びない子はどうかというと、

1時間の管理ができない子
2極端というか、好き嫌いがはっきりとしすぎている子
1は、忙しかったのに、部活を引退して自由な時間が増えたら、とたんにダラダラと過ごしてしまう子ですね。

2は、好きな部活は好きだから頑張ったが、勉強など嫌いなことには手をつけなかった子。好きなものはやる。気分が乗ればバンバンやる。それ以外は、一切しない。

これは、実は子供さんは、部活は好きだと言っていても、そこに強いこだわりを持っているだけで、かつほかのことをやりたくない言い訳にしているだけです。

だって野球部なら筋トレもノックも素振りも長距離走もダッシュもベースランニングもグラウンド整備も記録付けも応援も全部大好きということはありえませんよ。

好きだからと逃げて、好きなことは真面目に、嫌なことは露骨に態度に示して手を抜くようではやっぱり勉強でも伸びません。態度に出さない、「気持ちを切り替えられる」ように、小学生のうちからしておかないと、あとでは克服は困難です。(昔は、「なんだ、その態度は?」とか「何だ、その目は?!」といか言う鬼コーチや雷親父がいたもんなんですが。)実際、医学部受験生を指導していて一番多いのはこのタイプです。しかも、多くは、コッソリ親や怖い先生にはわからないように、もしくは後で証拠に残らないように態度に示して、後で仲間内で示しあったり陰口大会して喜んだり、そりゃ厳しいなあ、という。かといって今更20歳過ぎて予備校慣れして、でもなナイーブな受験生相手に厳しくあたってもなあ、と。

 

これも、部活動やスポーツを通じて、「コーチ(監督)さんがせっかく言ってくれているのにあの態度はないんではない??」ということで生徒に自ら気づかせられます。なのに、最近は、親御さんの方から「あのコーチは駄目だ」とか「監督さん、何でうちの子使ってくれないの??」と言うらしいですね、、、、

 

ただ、いくら前者の伸びるタイプの子だからといって、コツコツ部活と両立して基礎と勉強習慣と勉強のやり方をある程度固めてきた子じゃないと、いくらなんでも伸びませんので、今から伸びたい中3生の皆さんはもちろん、中1・中2で部活が忙しい貴方も、そして、反抗期がひどくなる前に何とか勉強を形にしたい小学生の親御さん、お待ちしております(^O^)